セラ様二次創作1-1

セラ様二次創作-作:◆69qW4CN98k ■1.96kb


#1


世田 春菜(11歳)は己を磨く事を忘れない。
等身大の姿見の前に立ち自身を確認する。
風呂上りの裸身は仄かに香り、その健康的な柔肌を映していた。
長い髪には枝毛は無く、もちろんシミやソバカスなどあろうはずがない。
口内も完璧、歯石も無い。八重歯がチャームポイントだ。

(よし!)

ボディチェックが終わると春菜は黒い下着と靴下止めの手を伸ばした。
それらを身につけて肌着を着ると、うっすらと下着が透けて見える。
幼い身体に大人の魅力を手に入れた、儚い妖しさだ。
ストッキングとゴシックドレスを着こなし、その場で回る。
ふわり、と辺りに匂いが香る。
首筋や手首につけた香水が、一挙一動を引き立たせているのだ。
春菜は姿見に映る自分を見て、満足げにうなづいた。
完璧。まさにブリリアントレディ。
例えるなら威力R50のクリティカル値⑦ダメージボーナス30、もちろんダメージは魔法ダメージといったところか。
誰であろうとも適うはずが無い。春菜は仕上げとしてカラーコンタクトをはめた。
染めた髪と目の色で自分が日本人だとは気付かれないだろう。
まるで絵本に出てくるお姫様だ。そう、今の春菜は春菜ではない。
セラ=ハールマン 200歳、吸血鬼。
そういう設定なのだ。
はて、と首を傾げる方がいるかもしれない。何故そんな事をするのかと。
少女にとっては大真面目なのだ。いやむしろ、当然の行為といえる。

好きな人の好みのタイプ・・・ロリババァ

それを聞いた時、少女は己を偽る決心をした。
経験の浅い少女には他に考えが浮かばなかったのだ。
彼を偽ってる事に罪悪感はある。本当の自分を好きになって欲しいという想いはある。
でも、それを話して彼の側に居られなくなったら?
臆病な少女は、その先を考える事が出来なかった。

「ちょっといいか」
「セラ様? こんな昼間に珍しいですね」
「うむ、真祖は陽光の下でも歩けるのだ」

今はただ、この関係を続けていこう。
この時間を大切にしていこう。

(……そうだ)

寝っころがる彼の頭上を、素知らぬ振りで跨いでみたらどうなるろうか。
幼い身体に隠された大人の主張に、彼はどう反応するのだろうか。
春菜はそれを想像すると口元に笑みを浮かべた。
年相応にふさわしい可愛らしい笑顔。
世田 春菜(11歳)
好きな人が変態でした―――



やっぱり続かない、黒下着最高
I got it ! I got it ! I―――



  • 最終更新:2011-05-16 23:00:44

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